Liveレッスンに書いてあることをまとめてみる ②

どれだけ暇なのかという感じですが、以下のLiveレッスンのトピックスをわざわざ書き出したものです。

・Liveツアー(全11ページ)
・オーディオを録音する(全14ページ)
・ビートの作成(全9ページ)
・ソフトウェア・インストゥルメントを再生する(全13ページ)

当然ながらレッスンの方が詳しく解説されていますので、分からない箇所があれば対象のページを参照することで解決されて下さい。参照したのはWINDOWS版ですがMACでもおそらく同じ内容だと思います。


・Liveツアー(全11ページ)

P.1「アナウンス」
詳しい内容はリファレンスマニュアル(ヘルプ→Liveマニュアルを表示)を参照。

P.2「アレンジメントビューについて」
アレンジメントビューはマルチトラック録音と編集時に使うものです
キーボードのスペースキーで再生/停止ができます。
アレンジメントビューはドラックすることで左右にスクロール/ズームイン/ズームアウト可能。

P.3「セッションビューについて」
セッションビューこそLiveの特徴です。フィーリングによるトラック制作を可能にします。
アレンジメントビューとの切り替えはTabキーで出来ます。

P.4「シーンについて」
セッションビューの水平な行を「シーン」と呼びます。
シーンを再生することを「ローンチ」と呼びます。

P.5「クリップについて」
シーンを構成しているのがクリップです。オーディオファイルやMIDIデータが入っています。
データが入っていれば何でもクリップと呼びます。

クリップを再生することも「ローンチ」です。
デフォルトではクリップの再生はテンポと同期するようになっています。

P.6「クリップの停止について」
セッションビューの垂直な列を「トラック」と呼びます。
空のクリップを選ぶとクリップが停止します。
トラック下部のミキサーセクションにも停止ボタンが付いています。

P.7「オーディオクリップについて」
wavやmp3等のオーディオデータが入ったクリップです。
Live内でこのデータを様々な方法で加工することができます。
オーディオクリップをクリックすると「クリップビュー」が表示されます。
例えば、クリップビュー内の「Transpose」でピッチを変更することができます。

P.8「MIDIクリップについて」
MIDIクリップをクリックすると、クリップビューにMIDIノートが表示されます。
このクリップに音源(ソフトウェア・インストゥルメント)をセットしてサウンドを作ります。
セットされたインストゥルメントの内容を見るためにはクリップビューを「デバイスビュー」に切り替えます。
このデバイスビューにはインストゥルメントだけでなく、セットされたエフェクトも表示されます。
デバイスビューとクリップビューの切り替えは「Shift+Tab」で行います。

P.9「セッションビューを使ってアレンジメントを作っていく方法」
①トラックを全て停止します。
②画面上のコントロールバーの停止ボタン(□)を二回押して、アレンジメントの位置を1.1.1に戻します。
③Siftを押したまま、コントロールバーの録音ボタン(○)を押して待機状態にします。
④クリップやシーンを再生させることで、アレンジメントに録音が開始されます。
⑤終わったら、停止して下さい。

P.10「セッションビューからアレンジメントビューに切り替え」
ここに先ほどの録音内容が記録されています。

P.11
終了です。

・オーディオを録音する(全14ページ)

P.1「オーディオの録音方法について」
画面左下に「インフォビュー」が表示できます。とても便利なので参照しましょう。
インフォビューは画面左下の△ボタンでON/OFFできます。

P.2「アレンジメントビューでの操作について」
録音ができたらエクスポートして下さい。
アレンジメントビューを大きくするためには画面左側の「ブラウザ」を閉じて下さい。

P.3
アレンジメントビューの右側がミキサーセクションです。
複数のセクションに機能が分割して構成されています。
すべて表示させるためには、右下のセレクタをすべて選択してください。

P.4「入力ルーティングについて」
「I/Oセクション」で入力先と出力先を設定します(I/Oはインプット/アウトプット)。

P.5「アームについて」
トラックを録音可能状態にすることを「アーム」といいます。
アームするにはミキサーセクションのアームボタン(○)をクリックして下さい。
音量メーターに信号が表示されます。

P.6「モニタリングについて」
「I/Oセクション」中段のボックスでモニタリングのタイプの設定をします。
Liveを通してモニタリングする場合は「Auto」を選択します。
直接モニタリングする場合は「Off」を選択します。

P.7「録音について」
信号がモニタリングできていること、トラックがアームされていることを確認します。
コントロールバーでアレンジメントの位置を頭(1.1.1)に戻します。
コントロールバー内のアレンジメントレコードボタン(○)を押すと同時に録音が開始されます。

P.8
録音を止めるには停止ボタン(□)かスペースキーを使用します。
録音内容を聞くには再生ボタンです。
アレンジメントの位置を1.1.1に戻してから再生して下さい。

P.9
録音の再生位置はどこからでも行えます。
左右にスクロール/ズームイン/ズームアウトして再生位置を探して下さい。
「挿入マーカー」を指定すると、その位置から再生・録音が開始されます。
録音内容は「Ctrl+z」で消去することができます。

P.10
録音時にテンポを合わせておくことが同期で再生するためには重要です。
同期で録音するためにメトロノームを使いましょう。
メトロノームの音量は「キューボリューム」で設定できます。
録音内容とメトロノームがずれる場合はレイテンシーを補正する必要があります。

P.11
録音のテンポはいつでも変更することができます。
遅いテンポで録音したものを録音終了後に速くできたりします。
「カウントイン」を使うと、録音開始までの時間をカウントしてくれます。
カウントインはメトロノーム横のプルダウンから設定できます。
自分の任意のタイミングでカウントをすることもできます。
「TAP」を4回クリックするとLiveが録音を開始します。
そのときのクリックの感覚でテンポが決定され再生・録音がはじまります。

P.12「マルチトラック録音について」
バンド演奏等で個別の信号を録音する場合に有効です。
「Ctrl+T」で録音できるトラックを増やすことができます。
トラックを新たにアームすることを忘れないでください。
アームするトラックを増やすには「Ctrl」を押しながらクリックします。

P.13
録音内容の一部分だけを取り消したい場合は「パンチ位置」を指定して下さい。
「ループプレース」で位置を決定します。
決定したら、「パンチイン」「パンチアウト」スイッチをオンにしましょう。
こうすることで、取り消したくない部分を保護することができます。
また、ループプレースを使って、部分的に重ねて録音することも可能です。

P.14
終了です。

・ビートの作成(全9ページ)

P.1ドラムパターンを録音・描写・編集する方法
新しいLiveセット(Liveファイル)を開きましょう。「Ctrl+N」で新規Liveセットの作成です。
ブラウザ左からInstrumentsを選びます。

P.2
Instrumentsの中のImpulseを選びます。さらにImpulseからBackbeatRoomを選びます。
BackbeatRoomをトラックにドラックすると、トラック名が変化します。

P.3
MIDIキーボードをPCに接続されている場合はC3-C4の範囲に自動的に音が割り当てられます。
MIDIキーボードがない場合でも、PCのキーボードを使用して音を出すことができます。

P.4パターンを録音する(=打ち込む)方法
トラック内に空のクリップを作成し、そこに録音していきます。
メトロノームをオンにしていると楽に作業ができます。
自動クオンタイズをオンにしていると楽に作業ができます。
編集→録音クオンタイゼーション→16分音符でクオンタイゼーションにチェックを入れます。
録音した後で、クオンタイズすることも可能です。
セッション録音ボタンを押すことで録音が開始されます。
アレンジメントレコードボタンと混同しないように注意して下さい。

P.5
録音したパターンを調節します。
「Ctrl+Z」で打ち込んだものを取り除くことが出来ます。
リハーサルとして音を録音せずに重ねる場合はセッション録音ボタンをオフにしてから行いましょう。

P.6
パターンはマウスを使って描写することもできます。
描写するためにドローモードに設定します。
ドローモードはキーボードの「B」で切り替えることができます。
この状態でMIDIノートエディタ内をクリックするとノートが作成されます。
右クリック→グリット幅でグリットの幅を設定できます。
ノートを編集したい場合はドローモードをオフにして下さい。
編集→クオンタイズ設定で、ノートをクオンタイズすることができます。

P.7
ベロシティの設定です。
べロシティエディタ内で音の強弱を設定します。
ベロシティはノートにも反映され、強いとノートが濃くなり、弱いとノートが薄くなります。

P.8
ディフォルトでは1小節となっていますが、Lengthで長さを変更することができます。
「Dupl Loop」を押すと、打ち込んだデータも含めて全体のクリップの長さが二倍になります。

P.9
Impulseのサウンドコントロールで打ち込んだクリップを操作することができます。
クリップのコントロールはデバイスビューから行います。
「Sift+Tab」でクリップビューとデバイスビューの切り替えができます。
Impulseの拡張版として「ドラムラック」があります。
様々な可能性が広がりますので、ぜひ使用して下さい。

・ソフトウェア・インストゥルメントを再生する

P.1
Liveに内蔵されているインストゥルメント、およびPCにインストールされているVST等を再生する方法を学びます。
Liveに内蔵されているインストゥルメントにはブラウザからアクセスします。

P.2
カテゴリに分かれて収納されていますので、展開して下さい。

P.3
プリセットをトラックにドラックアンドドロップすることでロードされます。
プリセットがロードされると、デバイスビューにプリセットが表示されます。

P.4
インストゥルメントを再生するためにはトラックがアームされていることを確認します。
トラックがアームされていないと、外部からのMIDI信号を受信できません。
トラックがアームされていないと、録音ができません。

P.5
MIDIキーボードがない場合はPCのキーボードで代用することができます。
「コンピューターMIDIキーボード」をオンにしてください。

P.6
自分でアレンジしたサウンドを保存することができます。
デバイスタイトルバーの「プリセットを保存」から保存してください。

P.7
設定したサウンドを別のプリセットに置き換える場合は「ホットスワップ」を使います。
「ホットスワップボタン」を押したら、ブラウザから新しいサウンドを探しましょう。
新しいプリセットを見つけたら選択して、Enterキーを押して読み込みます。
終了する場合はEscキーを押してください。

P.8
外部プラグインを使う場合はブラウザ内の「Plug-ins」から読み込みます。
環境設定→File/Folderからプラグイン対応がオンになっていることを確認して下さい。
Liveのインストゥルメント同様にトラックにドラックすることで使うことができます。

P.9
メトロノームについて。
録音時にテンポを合わせておくことが同期で再生するためには重要です。
同期で録音するためにメトロノームを使いましょう。
メトロノームの音量は「キューボリューム」で設定できます。

P.10
録音をします。
アレンジメント録音ボタンを押すと同時に録音が始ります。
アレンジメントの位置を1.1.1に戻しておきましょう。

P.11- P.12
録音されたクリップは様々なアレンジができます。
ドラックしてフレーズを移動させたり、カットアンドペーストしてループを作ったりできます。
MIDIノートはベロシティを編集できます。

P.13
終了です。


これでベーシックレッスンが全て終了となります。

当然ですが非常にベーシックな内容です、エフェクトの種類やパラメーターの細かな設定にはほとんど言及されていません。直接トラックメイクに関わってくるようなテクニックにも触れられていないため、改めて見直すこともほとんどないかもしれません。
 

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