以前『マスタークロックの設定によりデッキの動作を同期することが出来る(AデッキをスクラッチさせるとBデッキも同じ動きをトレースする)』ということを書きました。
これは要するに「デッキ間にズレを生じさせない」ための機能なわけですが、今回取り上げるフラックス・モードはこれをさらに進化させたような機能です。
具体的な例としてトラックをスクラッチさせる場合を考えてみましょう。
スクラッチをかけるとデッキの再生は一時的にストップすることになります。そうなるともう片方のデッキとの同期がズレてしまうためミックスとして成立させることができません。
フラックスモードはターンテーブルをガンガン使う場合はとても重要になりますので、TRAKTOR KONTROLシリーズには全て独立したボタンがセットされています。
Flux Modeとは何か
言葉で説明すのは微妙に難しいのですが、フラックス・モードは「再生位置の自動追跡」といった感じの機能です。具体的な例としてトラックをスクラッチさせる場合を考えてみましょう。
スクラッチをかけるとデッキの再生は一時的にストップすることになります。そうなるともう片方のデッキとの同期がズレてしまうためミックスとして成立させることができません。
しかしながら、こういった場合にフラックス・モードをONにしておくと、『スクラッチをかけなかった場合(普通に再生していた場合)はどの再生位置に移動するのか』ということを勝手に修正してくれるようになります。
仮にもし1分間デッキを止めた場合は、普通に再生した場合における1分後まで自動的にジャンプしてくれます。フラックス・モードを使用すればデッキをどれだけスクラッチしようがグリッドがズレるということは起こりません。
データ様様といった感じの機能ですね、アナログターンテーブルではこんなことは絶対に出来ません。詳しいことは分かりませんがセラートやパイオニアにも同様の機能があると思います。
では実際の画面でフラックス・モードを見ていきましょう。フラックスモードをONにする場合はCUP(CUE PLAY)の横にある折り返しマークのようなものをクリックします。
フラックス・モードがONになるとオレンジ色に点灯します。このマークではなくデッキ番号(ABCD)を右クリックしてからONにすることも出来ますが、素直に画面上をクリックした方が分かりやすいですね。
フラックスモードをONにした状態でデッキをスクラッチすると波形上に青線が表示されるようになります。これが「スクラッチをかけなかった場合はどの位置が再生ポイントになるのか」ということを示すものです。手を離せばその青線ポイントまで自動的にジャンプして再生されるのでグリッドのズレは起こらないということですね。
仮にもし1分間デッキを止めた場合は、普通に再生した場合における1分後まで自動的にジャンプしてくれます。フラックス・モードを使用すればデッキをどれだけスクラッチしようがグリッドがズレるということは起こりません。
データ様様といった感じの機能ですね、アナログターンテーブルではこんなことは絶対に出来ません。詳しいことは分かりませんがセラートやパイオニアにも同様の機能があると思います。
では実際の画面でフラックス・モードを見ていきましょう。フラックスモードをONにする場合はCUP(CUE PLAY)の横にある折り返しマークのようなものをクリックします。
フラックス・モードがONになるとオレンジ色に点灯します。このマークではなくデッキ番号(ABCD)を右クリックしてからONにすることも出来ますが、素直に画面上をクリックした方が分かりやすいですね。
フラックスモードをONにした状態でデッキをスクラッチすると波形上に青線が表示されるようになります。これが「スクラッチをかけなかった場合はどの位置が再生ポイントになるのか」ということを示すものです。手を離せばその青線ポイントまで自動的にジャンプして再生されるのでグリッドのズレは起こらないということですね。
フラックスモードはターンテーブルをガンガン使う場合はとても重要になりますので、TRAKTOR KONTROLシリーズには全て独立したボタンがセットされています。
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