TRAKTORの使い方(17) REMIXデッキについて その①

トラクターのメイン機能になりつつあるリミックスデッキです。

リミックスデッキはコントローラーに左右される面が大きいので(※フルコントロールの場合はKONTROL F1が必要になります)「触りながら学ぶ」ということも若干面倒だったりしますが、機能としては極めて素晴らしいものなので是非とも習得する方向でいきましょう。

…といっても例の如くどこから説明していけばいいのか良く分からなかったりしますが…。

とりあえずNIから無料で配布されているファイルをダウンロードして触ってみるところからいきましょう。微妙なところの操作に困惑すると思いますが、最初に触っておいた方がイメージが掴みやすいと思います。

配布されているREMIXデッキのコレクションファイルは以下のアドレスからダウンロード出来ます。

<REMIX SETSのダウンロードアドレス>
https://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/dj-accessories/traktor-remix-sets/free-remix-sets/

1.3G程あるのでかなり重いです。現時点ではこのアドレスとなっていますが、時間経過によって変更されている場合はネットブラウザやNI内から検索して探されてください。

リミックスデッキのファイルは「.trak」という拡張子で構成されています。オーディオファイルであれば画面にドラック&ドロップすれば読み込んでくれますが、リミックスデッキは特殊なファイルであるため一度ブラウザにインポートする必要があります。

ブラウザへのインポートは「トラックコレクション(右クリック)→インポートトラクターパック」から可能です。


複数のファイルをまとめてインポートすることは出来ないようなので、ひとつずつインポートしていって下さい。

インポートが終了するとブラウザにリミックスデッキファイルが追加されます。


後はデッキにファイルをドラックすればOKですが、リミックスデッキファイルはデッキの種類がリミックスデッキになっていないとインポートが出来ません。そんなわけでトラックデッキになっている場合は変更しておきましょう。


デッキの種類変更は「デッキABCDの下矢印」or環境設定から変更出来ます。


読み込めば晴れてリミックスデッキで遊べるようになれます。

冒頭にも書いた通りリミックスデッキをフルコントロールしようとするとF1が必要になってしまいますが、全体像を掴むだけならPC画面をクリックするだけでも十分です。

リミックスデッキの操作として重要なものをひとつだけ書いておくと、スロットを停止する場合は「sift+スロット再生」です。F1であればボタンがついてるから楽なんですけどね…。


ここで触りながら習得できてしまえば楽なのですが、リミックスデッキはかなり複雑な構成なのでDJに関する事前知識があってもマニュアルはおそらく必須になるはずです。次回からリミックスデッキの構造について詳しく書いていきます…多分。
 

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